2013年10月07日

【ミュージックサーバーPC導入レポート その1】

今年の猛暑で夏眠状態(;´д`)トホホ…だった 白髪犬 です。
ラーメンネタも久しぶりとなります(笑)

今回は大阪を離れて、三重県伊勢市 蔵deラーメンさん

伊勢味噌炙りチャーシューメン を頂きました。
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こちらは創業江戸文化十三年の醤油・味噌の醸造元「糀屋」さん直営のラーメン屋さんと言うことで、メニューも味噌ラーメンオンリー。
その中で、伊勢味噌、信州味噌、北海道味噌、江戸前味噌、と4種類のバリエーションがあり、更にそれぞれのお味で基本のラーメン、ネギラーメン、野菜ラーメン、炙りチャーシュー麺、のメニューがあります。

色々迷った挙句、やはりご当地の伊勢味噌味を選択。
麺は中太の縮れ麺、珍しいトッピングとしてアオサが入っています。
味噌ラーメンの専門店というとあまりお目にかかったことがなく、味のバリエーションの1つとして味噌が選べるラーメン屋さんでは、極端に言うと味噌汁を連想するハズレを引くことが多かったので、期待と不安が半々で食します。

伊勢味噌ラーメン、基本は赤味噌に違いないのですが、渋すぎず、ほんのかすかな甘みとスープが咽を通った後感じられる醸造系のちょっとクセのある香り、チャーシューを炙った香ばしさと相まって本当に美味しい味噌スープになっています。

自分が今まで食べた中で好きな味噌ラーメンと言うと、"すみれ"なのですが、すみれはどちらかと言うとワイルドな派手目のインパクト系味噌ラーメンなのに対し、今回食べたのは上品さを醸し出しながら上手く味にアクセントが付けられていています。
味が平板になりがちな味噌ラーメンに於いて、ワイルドさと上品さのギリギリのバランスを突いた見事なお味でした。

と、ここまでスープばかり褒めてきましたが、チャーシューも肉厚!それでいて肉自体の下味はあっさりしていて、味噌スープを含んで調度良い味になるところがニクイ。
柔らかすぎず硬すぎずいい塩梅にほろりと噛み切れて念入りに炙られた香ばしさが口内に広がる・・・まさに至福。

のせもの、味のアクセント、風味、肉厚チャーシュー、これらが主張しながらも喧嘩せず絶妙なバランスで調和したラーメンでした。ごちそうさまでした。
機会があればぜひ再訪したいお店です。

と、久しぶりの更新でついつい力が入ってしまいました(笑)
本題はタイトルの通り弊社 アサヒステレオセンター(ASC)で販売中のミュージックサーバーPCの導入レポートをご購入いただきましたお客様の許可を得、書かせて頂きます。

Linuxを使ったPCオーディオとはなんぞや?
ASCのミュージックサーバーPCの導入って?どんな事ができる?
といった、PCオーディオにまつわる疑問点を実際の導入の流れからご説明できればと思います。

9月某日、三重県のお客様宅(Y様宅)に出張セットアップに行って参りました。

Y様 元の環境ではMacからUSB入力付きDAC(DopにてDSD再生対応)に出力し、ソース(オーディオファイル)はNAS(QNAP)に保存し、ハイレゾ音源の再生なども積極的にされています。

お客様のご要望で、PCトランスポートの音質向上とリスニング時にノートPCを立ち上げること無く、かつ手元でリモート操作出来るようにということでのミュージックサーバーの導入となりました。

ミュージックサーバーを導入前のお客様の環境
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ミュージックサーバー導入後の運用図
Y様宅ネットワーク図1.jpg

ミュージックサーバー導入後は基本的に音楽再生時にサーバーPC以外を立ち上げる必要はありません。(ミュージックサーバーPCは低消費電力のため、常時起動可)

外部のPCはダウンロード購入したオーディオデータの移動・管理、CDからのリッピング時にデーターが自動取得できなかったファイルの編集などのファイル管理にのみ使います。

では、どのようにして音楽再生をするのか・・・同じネットワーク上のWifiに接続されたiPadやiPhone、Android端末に操作アプリをインストールし、ミュージックサーバをリモコンで遠隔操作する感覚で曲選択、再生などのオペレーションを行います。
したがって、ミュージックサーバPCにはマウスやキーボード、ディスプレィ等は必要ありません。


今回はミュージックサーバーを導入してからの音楽再生の流れを簡単に説明しました。
次回はミュージックサーバーOS VortexBoxをインストールしたPCの設置、具体的な運用環境を書いていきたいと思います。


【記事の内容に関して】
ミュージックサーバPC(詳細はリンク先を参照願います)の販売はその商品の性格上、全てのお客様にお勧めできる商品ではありません。

その為、当店(アサヒステレオセンター)では購入前のご相談、お客様1人ひとりに見合った運用方法、細部の仕様をご提案させて頂いております。
作業内容やPCの仕様、出張させて頂くお住まいの場所によって、都度お見積りさせて頂いております。
実際の操作性や、今お使いの環境への導入に際してのご質問など、気になる点がございましたら、ぜひ一度ASCまでお越し下さい。


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2013年02月23日

【第四回 "いい試聴機"で聴こう!ほ〜ぷ軒わくわく試聴会・DSD音源を真空管アンプで聴く】

まだまだ寒い日が続きます。白髪犬です。
しかし、寒い時期ほどなにかオーディオ関係をゴソゴソ弄りたくなってしまいます。
暑いと、音がどうこうと言う以前に何も考えたく無い(笑)作業をしたくない〜!

さて、近況では1月末の一度暖かくなった時期に地元近く?の奈良公園に鹿などを撮りに行ってきました。
その時は特に“何を”という目的はなく、あまりに天気が良かったので、この休みには出かけないと損!というノリで出かけた感じです。
実は、直近に導入したコシナ Carl Zeiss Planar T* 1.4/85 の試し撮りをしたくてウズウズしてたってのもあります!

鹿と青空
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PENTAX-DA 12-24mm

春日大社 燈籠
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Planar T* 85mm


えー、本題に入りまして(笑)
ゆるーい試聴会企画ももう4回目になります・・・

『第四回 "いい試聴機"で聴こう!ほ〜ぷ軒わくわく試聴会』
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特集:DSD音源を真空管アンプで聴く

日時:2013年3月24日(日)
   13時30分オープン、14時スタート

会場: 南船場epok
epokさんへのアクセスは前記事参照〜

入場料:500円(ソフトドリンクFree)

おやつ:ニャンと

となっております!!

現在、ハイレゾ音源の中でもなにかと話題のDSD音源をしっかりした試聴環境で聴き、その真価を体験しようという企画です。
でも、ただDSDをかけるだけじゃ物足りないという事で、真空管式アンプでDSDを鳴らしたらどうなるか・・・と言うのが今回の試みです。

国内唯一のオーディオ用真空管メーカー、高槻電機工業さん、真空管オーディオメーカーのA&Mさんのご協力も頂き、ASCもセッティングを鋭意検討中です!
はてどんな音になるか、さてお立会い!!

一見すると いかにも な試聴会内容ですが、そこは“ほ〜ぷ軒わくわく試聴会”と言うことで肩肘張らずにDSDの真価を体験しに来てください!
持ち込み音源による試聴も大歓迎ですので、是非本格的な試聴環境で聴いてみたい“この曲”をお持ち下さい。

※なお、『ほ〜ぷ軒わくわく試聴会』は今回で一旦終了になります。

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2012年05月27日

【春のヘッドホン祭り振り返り】というかほぼラーメンw

アサヒステレオセンター(ASC)公式ホームページもよろしくお願いします。

汗っかきとしては一年の内で短く、最も快適な初夏を大事に感じている 白髪犬 です。

先日12日、フジヤエービックさん主催春のヘッドフォン祭り に 個人ブース『白髪犬工房』として参加させて頂きました。
出展側としては初参加で、バタバタした感があり、ブースに来て頂いた方と上手くお話させて頂けたかかなり怪しく反省然りで。

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当日、開場前のブースの様子です。

ツイッターで交流のあった方と直にお会いして、お話出来たのも大きな収穫でした。
また、それ以上に嬉しかったのは、今までケーブルに懐疑的だった人が、出展していたケーブルを聴いて、『ケーブルによる音の差がこんなに出ることに驚いた』『自分はこの中の◯◯のケーブルが好み』と言ってもらえたことですね。

イヌシキイヤホンもバイアンプ仕様が話題で沢山の人に聴いて頂けました。
これを聴くためにヘッドホン祭りに来ましたと、言ってくださる方もおられてとても有難く思いました。

ポータブルVoyage MPDはネタとしては楽しんで頂けたかと。(本人は大真面目ですが!)
あとに続く方がいらっしゃれば、できる限りノウハウを伝授致します〜。

今回心残りだったのは、やはりバタバタしてしまって、他のブースの出展内容をほとんどチェック・試聴出来なかったことでしょうか。
これを教訓に次回もし参加出来ればもう少し準備を入念に行いたいと思います。

改めましてお越し頂いた皆様、ありがとうございました。


さて、むしろここからが本題なわけですが、上京期間中に味わった東京グルメ?(ラーメン)をズラッと貼って行きたいと思います。

まず、前回も紹介した定番どころからサラッと。

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御茶ノ水駅前の豚野郎さん、大茶漬けセットで。


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秋葉原、影武者さん。野菜増し・豚2枚追加で。


次が今回の一番の収穫で、東大前 瀬佐味亭さん。
立地が宿の近くだった事もあって、期間中3度も通ってしまいました。

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まず、ノーマル担々麺。


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次が、金ゴマ担々麺。


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最後が、黒ゴマ担々麺、パーコーのせ。

食べたメニューからも分かる通りこちらのお店は担々麺専門店さんです。
メニューのバリエーションは他にもあるのですが、食べた3種もどれも当たりで、それぞれ特徴があって美味しかったです。

ノーマルの担々麺は基本醤油系のアッサリスープにゴマと恐らくナッツ類の風味が香ばしい芝麻醤が使ってあります。
コク味とサッパリ風味が両方味わえ、そこにゴマとナッツ、ラー油のピリ辛がバランス良く調和して安心して味わえる一品。

次の金ゴマ担々麺はこの3つの中で一番気に入っていて、盛り付けの美しさも食欲をそそります。
スープはやや少なめで、濃度がしっかりとあり、担々麺の肝であるゴマとナッツの風味がこれでもかと味わえます。
ただ、それだと味が単調になってしまいがちですが、トッピングのパクチーやベビーリーフ、松の実、糸唐辛子、白髪ネギ等が合わさり、それぞれの香味アクセントがついて絶品の担々麺に仕上がっていると感じました。
パクチー等の香草系の味が嫌いな方は向かないと思います。(希望を言えば抜き、も可能だったと思います)

最後の黒ゴマ担々麺は、普通のゴマを使ったものよりも少しビターな味わいで、より胡麻の味をダイレクトに感じられます。薬味のニラとの相性が抜群でした。
トッピングに頼んだパーコーは少し厚切りの豚肉を油でカリカリに上げたもので、サクッとした歯ごたえが特徴で担々麺の中にあっても埋もれること無く存在感を出していました。

と、まぁ今回は担々麺三昧でした〜。
この瀬佐味亭さんは別に調べていったわけではなく、上京初日に雷雨に降られてたまたま雨宿りに入ったお店で、偶然にも好きな味のお店に出会えてこれだけでも大収穫だったかもです。

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で、最後はいつもの京都駅近く、本家 第一旭 たかばし本店さんの特製ラーメンネギ多めで締めました。

以上。ラーメン日記でした!w

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2012年04月21日

【貼る派?貼らない派?】

アサヒステレオセンター(ASC)公式ホームページもよろしくお願いします。

春はカメラ関連の出費が増えてしまう 白髪犬 です。
ついにデジタル1眼は念願のPENTAX k-5を手にして、日々精進。
ブログに写真記事が増えたら、生暖かく見守って下さい(笑)

ラーメンネタも溜まって来ましたのでいきますよ〜。
龍旗信 京都店さんの鶏塩ラーメン
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以前、なんばCityにある龍旗信さんには行った事があるのですが、鶏塩ラーメンは初めて。

こちらのスープはただアッサリしているだけでなく旨みも十分あり、以前に行った時から好きな塩ラーメンの味だったのですが、今回は何と言っても鶏が美味しかったです。
ふっくらやわらく、噛むと旨みが出てきて、アクセントのスダチの僅かな酸味・香りとの相性も抜群でした。

アッサリ味のラーメンというとただ単に薄味のラーメンが多い中で、旨味も小技も効いた美味しい塩ラーメンでした。ごちそうさまでした。


さて、やっと本題w。
タイトルの『貼る派・貼らない派』とは・・・液晶保護シートの事なんです。

今やデジカメ、スマートフォン、ビデオカメラ・・・等々、液晶モニタを持った製品が多くあり、またそれに対応した液晶保護シートが販売されています。
そこでタイトルの液晶保護シートを貼るか貼らないか、と言う事になるのですが、白髪犬は生粋の貼らない派です。
小さい頃から家電製品の購入時についている保護シートを真っ先に剥がして、親に怒られていました。

液晶保護シートって、貼る時に気泡が入ったり、貼り直すと綺麗につかなかったり、シート表面が傷つきやすく液晶が見辛かったり・・・と自分の中ではマイナスイメージが非常に多いものでした。

過去に一度だけ液晶を割って壊したことがあり、保護シートではそこまでの耐衝撃性は無く、保護の目的に貼るんだけれども元の液晶の綺麗さにスモークをかけてそれに見合う耐久性能、効果が少ないなぁと感じていました。

と、思っていて先日見つけたのが『BUFF』という保護シートで、日本では『BUFF ウルトラ衝撃吸収プロテクター』として商品化されています。

GIGAZINEこの記事で購買欲をそそられ、気付けばポチっていました。



このムービーも凄いですw。

で、昨日届いたので、早速自分のiPhoneに貼ってみました。
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パッケージはこんな感じ。

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実際貼って愛用のジュラルミンケースを装着してみました。
一箇所だけ小さなホコリが入ってしまったのですが、リンク先の貼り方のムービーにもあるように、気泡が入りにくく入っても追い出し易いです。
表現が難しいのですが、ヌメッっと貼っていく感じ?w。位置がずれての貼り直しも非常にやりやすかったです。
チリの混入に注意して、お風呂場などで作業すればさらに完璧かも知れませんね。

表面はラバー感があり、指が滑る感じが損なわれてしまうのがちょっと残念です。
光の透過性は良好で、液晶の見え方の違和感はほとんどありません。

色々オーバースペック好きな自分としてはジュラルミンケースでは絶対カバーできない液晶面が強力に保護され、安心感と満足度はかなりアップです!
保護シート貼らない派の自分としてもこのシートなら、と思える製品ですね。
ただ、自分のiPhoneでは怖くて((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル、耐衝撃テストは試していません(笑)

メーカーの回し者ではないですがw興味のある方は是非試して頂ければと思います〜。

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2012年01月01日

【イヤホンの可能性】

あけましておめでとうございます。
本年もどうかよろしくお願いいたします。


年末年始はテールスープと鶏粥を炊くのが恒例になっている 白髪犬 です。

さて、2012年最初の話題は、イヤホンの可能性ということで、ネタ自体は昨年の12月から温めていたものです。

ある日、ASCに来られたお客様と話をしていて、ふとイヤホン・ヘッドホンの話題になった時に、お客様が『実はイヤホンを自作してまして・・・』と取り出されたのが下の写真のイヤホンです。
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今回はこのイヤホンを製作された方とのお話を中心に、紹介させていただきたいと思います。

まず、見た目の綺麗さに驚き、このままどこかの商品と紹介されても納得してしまうような完成度です。
さらにその音を聴き、2度驚かされました。クリアさと鮮度感があり、刺さる手前ギリギリのラインの高域、低域は押出の空気感を感じながらもボワつかず締まっており、高次元でバランスのとれた鳴り方をしていると感じました。

その後も製作者の方に何度もお会いし、製作にまつわる工夫やアイデア、モノ創りへのこだわり等を聞かせて頂きました。
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(製作途中画像)

私が聴かせてもらったイヤホンは、リファレンスモデルでバランスド・アーマチュア(以下 BA)型ユニット2基(高域・中域)、ダイナミック型ユニット1基(低域)の3ドライバ3way、BAとダイナミックのハイブリッド構成のイヤホンでした。

その後、ごく実験的な試作機で、ダイナミックのドライバをスピーカのアイソバリック方式の手法を取り入れた配置とし、BA2基、ダイナミック2基の4ドライバ、3way というイヤホンも作られたりしておられます。

イヤホンのケースにはジュラルミンが使われており、ユニット周りのパーツは真鍮、ノズルにはステンレス、とそれぞれに応じて素材を変えて、ひとつひとつ手作業の削り出しで製作されています。
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(部品の一部)

これらのパーツ全てに気を使って作られている訳ですが、ダイナミックドライバを使ったハイブリッド仕様にしたことで、空気の流れを整えることが重要で、ノズル・音道部分の部品で音が大きく変わるとの事。

様々に試行錯誤された結果、ノズル内部はサンドブラスト処理を施し、現在最終バージョンのノズルには出口部分に螺旋状の歯車のようなチップが取り付けられています。
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これらの改良の度、低域の曖昧さ、他の帯域へのカブリというか濁りが無くなり、質の向上が感じられました。
(残念なことに、最後の螺旋状のパーツは製作が非常に困難な為、これから先、作る予定は無いとの事)

これだけユニバーサル型のイヤホンで試行錯誤されているなかで、カスタムイヤホンの事も気になったのでお聞きすると、以前に作っていました・・・と、見せて頂いたサンプルが下の写真です。
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これは、型から抜いただけで、まだ研磨していない段階のモノ。
未研磨とは言え、この状態でかなりの透明度で気泡は全く見られず、更に質問すると・・・メガネのレンズに用いるような樹脂素材を使っているとのことで、取り扱いも非常にシビアなようです。

製作者の方曰く、カスタムイヤホンよりも金属ケースを使ったユニバーサルイヤホンの方が、音的に追い込む自由度が高く、最終的に今の形になったという事です。

最後に作られているイヤホンの性格や、まとめ的なことを書かせて頂きます。

製作者の方とお話させていただく中で、このイヤホンについて一致して出てきた感想の中に『シビア』という言葉がありました。
シビアというのは、イヤホンの設計自体がシビアでタイトと言う事でもあり、音のバランスも非常にシビアな環境の上に成り立っていると言う事でもあります。

自作されているイヤホンはコンプライのTX500シリーズのチップを標準に音のチューニングがされているのですが、試しに耳垢フィルターのないシリコンチップで試聴してみたところ、音の印象が変わってしまいました。
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(製作途中画像)
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(製作途中画像)

ケースやハウジングに開ける穴ひとつとっても、その大きさが肉眼では調整できないくらいの幅で違っても音が変わるとおっしゃっていました。

市販のイヤホンに比べ、自作イヤホンの存在価値はこのシビアさ、音の追い込みであると同時に、安定して同じ音を出せないというマイナス面もある諸刃の剣です。
それゆえに製作者の方の思い入れも並々ならぬものがあり、いい加減なモノは作りたくない、との気持ちも強く持っておられます。

これまでにも私以外に数名、こちらのイヤホンを聴いて頂いた方がいらっしゃるのですが、その中でも 作って欲しい、譲って欲しい と言う声が聞かれました。
しかし、上記の手づくりゆえの理由(又、手作業による物理的量産不可能)でなかなか難しい状況でした。

ですが、依然、手に入れたいとの声が多く、製作者の方とお話しした結果、ご自身で品質管理出来る範囲のごく少数ロットの受注生産という形で・・・製作のお話が進んでいます。
詳細はまだ不明ですが、予価は70000円前後となる見込みです。(ドライバ等は現行のモノですが、使用されるパーツは基本すべてワンオフの手作りになります)
詳しい内容が決まり次第、ブログ・ツイッターを通しまして発表させていただきたいと思います。


製作者の方のご好意で本イヤホンの試作機を貸して頂いておりますので、ASCまで来て頂ければ聴いてもらう事が可能です。
試聴ご希望の方は事前にツイッター等で白髪犬までご連絡頂きますようお願いいたします。

なお、今回の自作イヤホンにつきましては、 白髪犬とイヤホン製作者様、個人間でのやり取りであり、本件に関しまして、アサヒステレオセンターへの問い合わせはご遠慮頂けますようお願いいたします。

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